よくある質問 FAQ

新築についてのご質問

1ファース工法とはどのようなものなのですか?

ファース工法は、快適さに必要な「温度」「湿度」「空気洗浄」「空気の流れ」の4つの機能を徹底して追求した高機能住宅です。冬は暖かく、夏は涼しい、最適な温熱環境を意識した住まいです。

ファースの家

2建売と注文住宅は何が違うのですか?

建売は既製品、注文住宅はオーダーメイドです。

建売住宅は施工方法・設備仕様・デザイン・インテリア全てを施工会社や販売会社が決定し、その完成後に一般の方に販売していく形式の住宅を言い、注文住宅はその内容全てをお客様と打合せを通して決定していき、全てが決まった上で工事を開始する方式を言います。

建売住宅は出来上がった後に、一般の方々に販売をしなければなりませんから自ずと万人受けする間取り・設備になります。したがって個別のご家族のご要望にはお応えできませんので、購入された方がその間取りや設備にご自分の生活スタイルを合わせるという形になります。

それに比較して注文住宅は、いわゆるオーダーメイドですから間取り・設備・形・色全てにわたり建てられるご家族の生活スタイル・好み・今後のライフスタイルの変化等全てにマッチしたものを手に入れる事が出来ます。また、費用のかけどころもそのご家族のこだわりによりメリハリを付ける事が可能です。

多少の生活上の不便はあっても手間をかけずに購入できる建売住宅を選ばれるか、数ヶ月間、一つ一つ決めて行く手間をかけてご家族のライフスタイルにピッタリフィットした住宅を手に入れる事を好まれるかは皆さんのお好みです。

全てをオーダーメイドで創った我が家の住み心地の良さは建てられた方のみが知る事が出来る贅沢です。日々そうした感想を頂いているSANKEIとしては、家づくりを考えられる際はまず注文住宅、それも顔の見える地元の注文住宅専門店で検討を始められる事を心よりお勧めいたします。

3建売と注文住宅は費用にどの程度の差があるのですか?

注文住宅は費用のかけ所をお客様ご自身で選択できます。したがって建売住宅との金額的な差はお客様ご自身でお決めいただけます。

家づくりが初めてと言う方には、「建売住宅と注文住宅の費用がどの程度差があるのか」「ご自分がどの程度の資金調達が実際可能なのか」「ローンが続く間の長い期間で見たときの建物自体の資産価値の違いがどの程度のものなのか」等分からない事ばかりだと思います。しかし、可能であるなら建売住宅ではなく自分たちだけの注文住宅を建てたいと思われるのは皆さん同じだと思います。

注文住宅ではかける費用をその方の「こだわり」によってメリハリが付けられます。こだわりの無い部分では経費をかけずに、こだわりのある部分に思いっきり贅沢をする、という事が可能です。したがってそのご家族にとっての注文住宅が建売住宅とどの程度の差があるのかはある意味ご自分で決められるものとも言えます。また予算の確保もどの位の金額がどの金融機関で可能かは、その時の世情にも影響され千差万別です。

4概算の見積りが欲しいのですが。

よくいただくご要望であり、且つ難しいご要望でもあります。
概算見積もりを各社さんから集められる前に、まずしていただきたい事があります。

お見積りをお出しする事は通常の業務範囲ですので何の問題も無いのですが、注文建築は建売物件とは違い、建てられる敷地の状況や法規制、使われる材料・施工方法・設備装備の仕様等によってかかる費用には非常に大きな差が生じます。

そしてお客様にとって更に状況を複雑にするのは、出される見積りの表示方法が各社さんマチマチで統一されたものが無く、出された見積りを建設に詳しくない一般の方々が正確に比較する事は大変難しく、気付かぬ内に安く見えるように作られた見積りに振り回されてしまい、結果的に好ましくない契約を交わされてしまう事が多々あると思われるからです。

まず概算見積りを建設会社各社さんに依頼される前に、住宅業界の見積りの実態・見積りに記載されない項目とその目安となる費用等を勉強されてから進められる事をお勧めいたします。

当社にご相談いただければ、そうした建築費用の総額と言うものをどのように捉えるか等をお伝えする所から始めさせていただきます。そうした下準備をされてから他社さんとの比較をされる事が“失敗しない家づくり”の為の大事なポイントです。

5現在借家なので、土地探しから家づくりをしたいのだけれど。

土地探しと家づくりを別々に分けて進める事はお奨め出来ません。
是非、土地・建物・その他全ての諸費用の総額を常に把握しながらご計画ください。

当社を訪れられる方の多くが、土地からお探しのお客様です。家づくりも施工店選びに始まり大変な作業ですが、お話をお聞きする限り、本当に親身になって相談に乗ってもらえる不動産業者さんを見つける事も同じく大変なようです。

土地探しから家づくりを始められる場合、最も重要な事は土地の価格・建物の価格・その他にかかる諸費用、そして新しく整えられる家具・引越し費用に至るまでの全ての総額をキチンと捉えた上で計画を進められる事です。その為には、まず売れさえすれば後は知らないと言う事ではなく、常に総額を考慮した上で土地探しを進めてくれる不動産業者さんを見つける事です。

私たちが聞く最も悲惨で、しかしよくあるケースは、不動産業者さんの“十分に上物(ウワモノ・・・建物のこと)は予算内で建ちますよ!”と言う言葉を信じてまず土地を購入し、その後建設会社に当ったところ費用が足りず、折角手に入れた土地を再び売りに出す、といったケースです。

資金計画から土地不動産売買・建物不動産売買など、住まいのことなら、「ワンストップサービス」のSANKEIにお任せください。お客様の立場に立って、適切なアドバイスをさせていただきます。

不動産情報

6坪単価と言う表示をよく目にするが、坪単価の表示には業界共通のルールがありますか?

ございません。それゆえに一般の方々には大変分かりづらく、実際に誤解されている方も大勢いらっしゃいます。

坪単価はいくらですか?とお問合せいただくことがよくありますが、残念ながら建設業界自体に統一したルールがないため、坪単価自体がお客様を引き寄せるための広告スキルとして使われ、お客様がかえって混乱されるもととなる傾向にあります。

坪単価とはその名の通り、建設費における一坪当たりの単価ですが、それは20坪の家と100坪の家では坪単価は大きく変わってしまいます。小さい家ほど坪単価は高く、大きい家ほど坪単価は安くなるからです。また各社さん坪単価に含まれる内容が異なっている場合も多く、その内容を詳細に確認しなければ一概に価格を評価できません。坪単価はあくまで目安程度にお考えいただき、実際に進められる際は建設費の総額でお考えいただく事が肝腎だと思います。

7工法はどうやって選べば良いですか?

まず、どの工法も一長一短で、全てに完璧な工法は存在しない事をご理解ください。

各種工法は全て一長一短です。全てに完璧な工法と言うものは存在しません。したがって、価格・耐震性・耐火性・断熱性能・耐久性・デザイン性・工期などあらゆる側面をお客様の個別条件・こだわりに照らし合わせ、最も納得の出来る工法がお客様にとってのベストの工法という事になります。

建設会社さんを回られるとき、自社の工法の良い部分のみを説明し、他社さんのマイナス面だけを強調する会社さんはお客様の真の見方とはなり得ません。

当社が何故ファース工法を採用しているのか、当社スタッフの説明を是非お聞きください。

8失敗はしたくないが、どこから勉強すればいいのですか?

家づくりに必要な知識は多岐に渡ります。最初の内は分からない事は覚悟の上で数多く現場を見せてもらってください。そして入居済みのお客様に会わせてもらってください。

家づくりは確かに勉強する事があまりにも多岐にわたり、業界側も“お客様には素人のままでいて欲しい”と言うような悪しき風潮もあることから、なかなか勉強されることを奨励しませんし、それ故に真の情報が入りづらいのも現実です。

そうした中で、勉強していただく有効な方法はいくつかあります。

  • 契約を急がせない、また良い面・悪い面両方を開示してくれる施工会社を探し、業界内部から見た視点での家づくりのポイントを教えてもらう。
  • 家づくりを経験されたお客様と数多く接点を持ち、生の声を聞く。
  • 分からないなりに“建築中の現場を数多く見る”こと。

などです。

9家づくりで失敗しない秘訣みたいなものはありますか?

あります。それは契約行為をしない事です。

「当たり前じゃないか!」「それでは家が建てられないじゃないか!!」と思われるかもしれません。しかし失敗される方のほとんどが金額を考えれば非常に無謀とも思われるほど安易に契約行為をしてしまっています。「無理だと思っていた注文建築が可能だと言われて、つい舞い上がってしまって…」と言われるお客様もいらっしゃいます。

営業マンの言う“一生のお付き合い” “私にお任せください!”と言う言葉を決して鵜呑みにしないでください。営業マンが実際に家づくりをする訳ではありません。また大手さんの営業マンは数年毎に人事異動でいなくなってしまう事がほとんどです。

勿論、最終的にはどこかの施工会社と契約を結ばなくては工事が始まりません。しかし、普段される買い物の何百倍・何千倍の慎重さを必要とされるのが住宅建設の請負契約なのです。

当社ではお客様が“SANKEIで具体的なプランニングを進めてみよう”とお考えいただいた段階で、現地調査・地盤調査・役所調査・資金計画・プランニング・設備の仕様決め等を進めて参ります。

実際に請負契約書にサインをいただくのはこうした打ち合わせが全て完了し、お客様・当社双方が“幸せづくり”に対し確信が持てた段階です。あくまで契約行為は最後に行う、それが高額且つ分からない事が多い家づくりにおいて、施工会社のあるべき姿であると考えます。

10他社の強引な営業に迷惑した経験があるのですが、SANKEIでは大丈夫ですか?

SANKEIでは“強引な営業”をしないのではなく、“お客様にストレスのない家づくり”をしていただく事を常に第一と考えているため“強引な営業”自体があり得ないのです。

お客様が望まれない、迷惑になるような営業活動が何故行われるかと言うと、それはその会社さんがお客様の顧客満足というものを二の次にし、企業の業務拡大・ノルマ達成に重きを置いているからだと思われます。

当社では、営業活動に限らず全ての指針を「お客様の満足」に置いています。そして、施工棟数・施工エリア共に限定した上で施工させていただきます。従って、お客様満足を置き去りにしたようなご契約は決していただきませんし、そうした風土の中には強引な営業と言うものは存在し得ません。

工事を終えて、お住まいいただくまでの全ての段階において、如何にストレスの無い家づくりをお客様にしていただくか、それが全てのSANKEIスタッフに課せられた使命だと考えています。

11安かろう悪かろうを見分ける方法はありますか?

出来上がってしまった後ではまず不可能とお考えください。

残念ながら余程特殊な場合を除き、一般の方には判別は困難かと思われます。特に工事が終って、いわゆる“家のお化粧”が完了してしまった段階では素人の方にはどれも同じに見えてしまうのではないでしょうか。もしかすると、目に見える設備装備ばかりを豪華にし、最も大事な骨組み部分に手を抜いたような“欠陥住宅になりがちな物件”をすばらしい物件と思われてしまうかもしれません。

しかし、その判別が付かずに購入してしまい雨漏り等の構造上の欠陥が後日発覚した場合、完成後の修復は非常に困難で(携わった大工さんでさえ直せないと言われてしまうケースが多々あるようです)、しかもそうした欠陥が事実として発覚してしまうと売る事さえままならない悲劇的な状況になります。

家づくりの“質”と言うものは、施工会社トップの理念・社員一人一人の家づくりに対する思い、大工さん業者さんの質、会社の施工体質、会社の財務体質、こうしたもの全てが整って初めて確立されます。

そこで一般の方々がこうした事をきちんと確認するためのポイントをいくつか挙げさせていただきます。

  • 建設中の現場を隠す事無く数多く見せてくれるか?
  • お引渡後のお客様と良好な関係が築けているか?また、気軽に引き合わせてくれるか?
  • 大工さん業者さんに気軽に会わせてくれるか?

その施工会社の真の姿は[現場][現場の職人さん][お引渡後のお客様との関係]に如実に現れます。ここに不明朗なものを感じるか感じないか、そこが大きなチェックポイントです。是非、ご参考にされる事をお勧めします。そして最も大事な事は、こうした点に確信が持てない内は契約をしない!と言うことです。

12大手ハウスメーカーと地元の工務店の違いはなんですか?

違いを知っていただくためには、まず大手ハウスメーカーとはどういう組織なのか、そして千差万別の地元工務店の内容の見分け方を知っていただく必要があります。

大手ハウスメーカー(全国展開又は各地に支店展開されているメーカーさんも同様)がほぼどこのメーカーさんも同じ体質を持つのに比べ、地元工務店は正に千差万別で一概には比較できないのが現状です。

大手ハウスメーカーは独自の施工体制は持たない事がほとんどで、大手ハウスメーカーと契約をされても実際に施工するのは当社のような地元の工務店であるという現実や、画一的な[売る為のノウハウ][お客様を一定の型にはめる技術]などお客様満足とは相反する“契約重視の営業”が行われがちなことを考えると、ある一定の要件を満たす地元工務店が見つかった場合、家づくりは是非その地元工務店でされるべきだと考えます。

しかし、地元工務店であればどこでも良いと言う訳ではありません。確かに昔からのやり方をただ踏襲し、研究を怠った地元工務店、施工管理・財務管理・システム管理・商品開発等が立ち遅れてしまっている地元工務店も少なくありません。したがって地元工務店を探される場合にも注文建築専門の工務店であることなど、いくつか必要な要件があると考えます。

当社では販売拠点は本社のみ、年間施工棟数も12棟までと厳密に決め、それ以上の事業規模拡大はいたしません。

こうした点にご注意いただき、安心できる地元工務店で“痒いところに手が届く家づくり”を是非していただきたいと思います。

13SANKEIの検査体制について教えてください。

SANKEIでは100項目にわたる検査体制を敷いています。

お客様に永く安心してお住まいいただくため、当社では100項目にわたる社内外の徹底した検査を繰り返し、全てに合格した物件だけをお客様にお引渡しさせていただいております。

施工会社の企業モラルと経営理念、そしてお客様への思いに裏打ちされた執拗なまでの社内検査がお客様の大切な財産とご家族の安全を守ります。

保証・アフターサービス

リフォーム・リノベーションについてのご質問

1リノベーションとは?

今ある建物の機能・使い勝手を向上させることでその資産価値を高め、住まう人がより満足するように改修することがリノベーションです。

今までのリフォームでは壁や天井の張り替え、キッチンの設備を新しくすることなどが一般的でしたが、リノベーションでは住む人のライフスタイルやこだわりに合わせて設備の変更や間取りの変更までを行います。

2中古住宅を購入してリノベーションしたいのですが、物件探しから相談にのってもらえますか?

可能です。

お客様が安心してお住まいいただけるかをプロの目で判断し、その物件がお客様のライフスタイルに合うリノベーション素材かを予算も含めてアドバイスさせていただきます。

3小さなリフォームでも対応してもらえますか?

はい、もちろん承ります。営繕・修繕からどんな工事でもお客様の生活向上を願い提案させていただきます。

障子の張り替えから増改築まで喜んで対応させていただきます。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

4住みながら工事はできますか?

工事の規模と内容にもよりますが、基本的には住みながらの工事は可能です。水廻りの設備工事もご利用できない期間をお客様とご相談の上、対応します。

大規模な工事の場合は仮住まいが必要となることもあります。仮住まいになってもスケジュールの調整や作業内容・作業順序によって仮住まいの期間を短くする、工事スケジュールの調整などで少しでもご負担をかけないように対応します。

不動産についてのご質問

1売却の相談前に、準備するものを教えてくれますか?

ご所有・売却目的不動産の詳細が分かるものをご用意いただくと、相談がスムーズに進みます。(必要な書類)

登記済証(権利証・不動産登記権利情報)
ご所有不動産の面積や名義人などの確認のため必要です。
土地の地積図(測量図)や建物の図面など
購入後の増改築などその不動産に変更を加えた場合などは、できればその関係書類(図面など)もお願いします。
物件パンフレットなど購入当時の広告類
現在お手元に保管されている場合で結構です。
購入当時の売買契約書など・関係書類一式
現在お手元に保管されている場合で結構です。
2売却した際、どのような費用や税金がかかるのですか?

必要となる諸費用の項目や金額は、実際に売却する不動産やその売却方法によって異なってまいります。

媒介(仲介)の場合

一般的に、媒介報酬(仲介手数料とその消費税)・抵当権などの抹消関係費用(住宅ローンなどの支払いが終了し完済されていても、登記上抹消されていなければ必要となります)

譲渡益が生じた場合

実際の不動産売却による売価(取引価格)と、その不動産を取得した際にかかった購入代金及び諸費用(当時の仲介手数料など)との間で利益が生じる場合には譲渡所得税や住民税がかかります。尚、譲渡所得税は売却した不動産の所有期間の所有期間の区分(5年超か5年以下か)によって税額を計算することになります。

※時の税制により特別控除などが受けられる場合もございますので、詳細な内容についてはお気軽にお問合せください。

3売却した際、確定申告が必要となると聞いたのですが本当ですか?

その通りです。売却した翌年に確定申告をする必要があります。年末調整で納税している一般のサラリーマンの方もこの申告が必要となりますのでご注意ください。

申告手続きは税理士に依頼することもできますが、諸々と複雑な事情がある場合を除けば、ご本人でも充分可能だと思います。

尚、各税務署でも申告書の書き方などについて無料相談を実施していますので、利用してみるのも良いでしょう。

※時の税制により特別控除などが受けられる場合もございますので、詳細な内容についてはお気軽にお問合せください。

4どのように広告・販売活動をするのですか?

当社は昭和54年の創業より独自ネットワークによる顧客への御紹介はもちろん、物件所在周辺地域への広告(地域タウン誌・新聞折込チラシ・各戸ポスティング)、自社HPを含む多種多様なポータルサイトの活用、オープンハウスなどの開催、不動産指定流通機構への登録、同業他社などへの紹介などをおこないます。

ただし、不動産指定流通機構への登録以外は売却希望者様のご事情や物件の特徴などに合わせ柔軟に対応致します

5購入希望者募集・広告に掛かる費用は仲介手数料とは別ですか?

購入希望者の募集・広告については、当社にお任せいただければ、原則的に不要です。

ただし、売却希望者様の特別なご要望により広告実施する場合などは、実費をご負担いただく場合もございます。

6ご近所に絶対知られないように、家を売ることはできますか?

現在のような情報社会の中ではかなり難しいのは事実です。但し、“絶対”ということではなく、“出来るだけ”ということでしたら、ご協力は可能です。

当社提携の同業他社でその物件を買取らせていただく方法がございます。この場合、早期に売却が完了し、ご近所に知られる可能性が低くなります。

2つ目は、広告をせずに、当社がすでに持つ顧客ネットワークの中から条件がマッチングする方にのみご紹介し、売買契約締結(成約)に繋げるといった方法です。

上記の2つの方法における制約は、媒介(仲介)させていただくことが前提となるのですが、依頼を受けた宅地建物取引会社には、上のQ4でもふれた不動産指定流通機構に、お預かりした物件情報を登録しなければならない法律上の義務があること。これにより、少なくとも他の不動産会社は物件の存在を認識することとなります。また、その他の広告媒体などに制限がある場合は制限なしの場合と比べ、成約まで相当の期間を要する可能性もございます。

そして上記いずれの場合であっても、取引完了後の状況においてまで秘密にすることは不可能です。所有者・使用者が変われば、ご近所の方々はお気付きになられる可能性は高いと思われます。

何卒ご理解のほど宜しくお願いいたします。

7物件の査定とは、どのようなことをするのですか?

査定は大別して、簡易査定(机上査定)と、さらに現実に沿った詳細査定(現地訪問査定)があります。

簡易査定は、法規制などの調査・周辺類似物件の売出し事例や成約事例の調査・最新の近隣市場動向などを考慮しおおよその査定価格を算出するものです。

一方の詳細査定は、現実の売却の際に用いる方法で、上記の簡易査定(机上査定)と併せておこないます。実際に現地訪問させていただいて売却希望される所有者様のご事情を伺いながら、不動産の各状態を詳細に確認・調査するものです。日当たりや風通し、騒音などの環境面やリフォームなど工事の必要性などもチェックするため、より信頼性や確度の高い査定内容となります。

8査定を依頼すると、やはり売りに出さないといけないのでしょうか?

実際に不動産を売り出すか、売り出さないかは所有者様のご判断となりますので、参考としていただくだけでも構いません。査定は基本的に無料です。現在の価値など知りたい時でも、無料で査定をさせていただきます。

まずはお気軽にお問合せください。

お問い合わせ

9実際に売り出す時、提示された査定価格で売り出さないといけないのですか?

実際の売出し価格は、必ず査定価格でなければならないということではありません。

しかし、査定価格そのものは、でき得る売買契約・取引を成就させようと、客観的に評価された適正価格と言えるものです。ですから、あまりにも査定価格とかけ離れた価格設定にしてしまうと、売却成立まで長い期間を要し、結局のところ査定価格を下回る価格でしか売却できなかった、というケースもございます。売出し価格などの設定は、担当媒介(仲介)会社とよくよくご相談の上で判断されることをお薦めいたします。 あまり心配なさらずとも、誠実な会社であればきちんと、良い点(プラス評価)・悪い点(マイナス評価)を洗い出して、どの様にすれば売却希望者様のためになるのかを真剣にアドバイスするはずです。

勿論、当社はどこよりも真剣にお客様へ対応させていただきます。

10売却(買主)が決まるまで、住みながら売ることはできますか?

住みながら売却することは可能です。実際に、住みながら売却のお話を進めている方が多くいらっしゃいます。

こういった場合、購入希望者が現れると、担当媒介(仲介)会社から事前にご連絡を差し上げた上で、実際にお住まいをご案内させていただくこととなります。その際に、ご協力頂ければ問題ございません。

11不要となった家具類があります。すべて処分してから売り出さなければダメでしょうか?

必ずしもそのようなことはありませんが、不要であるという場合の多くは、購入希望者にとっても不要と判断されるケースも見受けられます。

中古住宅など売却の際は、空家・空室での引渡しが原則のため、通常不要な家具類の処分は売主負担となります。

実際の処分方法としては、リサイクルショップ(古物商)での引取りや必要としている方にもらっていただいたり、家電類は家電量販店などでの引取り依頼、ご本人で解体・細分化・分別して家庭ゴミとして廃棄処分などがあります。また、一般に粗大ゴミなどの処分の手配(依頼)はそれなりの時間を要するのであらかじめ準備しておいたほうが良いかと思われます。ご面倒なお客様は当社にご依頼いただければ、別途有料にはなりますが承ります。お気軽にご相談ください。

12購入希望者が自宅(物件)を見に来る際、自分(売却希望者)が注意することはありますか?

重要なポイントがいくつかございますので、少し細かくご説明いたします。

ご自宅(物件)を売り出されると、しばらくして弊社担当者とともに購入希望者が実際に見に来られます。その際、売主様に注意していただきたい点は以下の通りです。

  • ①家の周りや部屋の中は、できる限りの掃除・整理整頓に努めていただくこと。
  • ②ご案内の直前で構いませんので、昼間であっても室内の照明をすべて点けていただくこと。(トイレや浴室も)
  • ③厳冬期・天候不順日など以外は、なるべく窓を開けて空気の入れ替えを行ってください。
  • ④物件の設備や周辺環境などについて、購入希望者よりご質問がある場合は売主様の知りえる範囲でお答えいただければ結構です。(※但し価格や交渉事について即答はお控えください)

購入希望者の多くは、ご自宅(物件)とその他近隣類似物件を見比べていらっしゃいます。より綺麗で実用的・機能的な特徴を持っていたり、家周りなどがスッキリしているなど風通しが良い物件を望む傾向が強いものですから、①から③をしていただくことで、購入希望者のご案内による印象が良くなります。是非お心掛けいただくことをお勧め致します。

尚、中古住宅の場合、基本的に買主が物件購入後リフォームなどをすることが多いのですが、住宅設備や壁クロス、畳・襖などに“目立つ汚損・破損”がある場合などは事前に修繕しておく方が無難でしょう。

④につきましては、当社が売却希望者様とご相談の上で、改めて適切な時期・段階に価格や条件などの交渉をおこないます。ですから、このご案内の際に価格などのお話をされてしまうと、後々の交渉上不利となったり、結果的に購入希望者の意欲を減退させることに繋がりかねません。また、価格以外の話題にしても、それが仮に売却希望者のご好意によるものであっても、内容が事実と異なっていたり、勘違いであったりすると、後々のトラブル・クレームの原因となります。

したがって、よほどのご事情がない限り④を意識されることをお薦めいたします。そして、購入希望者にお伝えしなければならないことや、お伝えした方が良いと判断できることについては、当社営業スタッフが臨機応変に売主様にお尋ねするなどサポートし、ご説明いたしますのでご安心ください。

少しでも早期かつ高く売却したいと考えるのは売主様共通の心情ですが、その時々の市況に応じて、現実を正しく判断し後手後手にならぬよう価格・条件を見直したり、購入希望者サイドの交渉に対してできる限り応じていく姿勢でいることが、のちのち取引を振り返って“スムーズ・上手に売却できた”と感じていただけるケースも多いようです。

13少しでも有利に、高めの価格で売るためのポイントはありますか?

誰しもが少しでも高く有利に売却したいと考えるのが当然です。これを実現するためのポイントとしては、購入希望者にできる限り良い印象・良いイメージをもっていただくことに尽きます。

具体的には、土地でしたら雑草が長く繁茂した状態より、除草して管理されている方が印象が良いですし、中古住宅であれば、室内を綺麗に掃除・整理整頓することはもちろん、建物全体やお庭などそれぞれの細部までメンテナンス・管理されていると、印象が大きく変わってきます。印象が良ければ、実際の取引価格・条件などの交渉上でも有利に働くと言えます。

また一方で、売主様の所有不動産を、高く評価していただける購入希望者を効果的に見い出すことも重要です。当社では、優良な顧客ネットワークと誠実な対応により良い購入希望者をお探しするお手伝いをさせていただきます。

また、不動産会社として地元で培った信頼と実績をベースに、新築・増改築はもちろんのこと、設備・外構工事から各種リフォーム雑工事、建替えの際の取壊しまでお客様のご事情にあわせて良心的な対応・価格をモットーにサポートいたします。どんなに小さな工事でも対応いたします。お気軽にご相談ください。

14現在、他の不動産会社に依頼している物件を、そちら(当社)に頼むことができますか?

現在依頼されている媒介契約の内容によって異なります。

一般媒介契約を結んでいる場合であれば、複数の会社に重ねて依頼することが可能ですので大丈夫です。専任・専属媒介契約を結んでいる場合でも、その契約期間(3ヶ月)を経過し、その更新時にそちらの契約を一般媒介に変更することで可能となります。

最終的にどの媒介契約を選定するのかは、売却希望者様の判断となりますが、媒介契約に基づく売主様の代理人かつ売却専用窓口として機能する専任媒介・専属専任媒介が、諸々のトラブルなども少なく、良い結果をもたらす可能性が高いのでは、と考えております。

15売却依頼後に事情が変わりました。売却を取り止めることはできますか?

可能です。どのような媒介契約タイプでも、原則としてその期間は最長でも3ヶ月間となっています。もちろん、売主様と仲介会社の間で更新できる訳ですが、当然売主様のご事情が変われば、売却自体をその期間の途中で取り止める(売り止め)ことができます。

但し、既に購入希望者がいて売却の意向を示してしまっていたり(諾成契約の成立)、現に売買契約を締結している場合は、それらの契約内容によって、それらの契約内容に基づいた解約手続きが必要となります。