2016.02.02
データの重要性
サンケイ建匠の妻野です。
社内でのデジタルデータを共有化しやすい様に、NASと呼ばれるシステムを導入しています。
さほど難しい物では無くネットワークで共有できるHDDで、社内だけでは無く社外からもアクセス出来る様に設定しています。
前回書いた様に社員全員にiPADが支給されており、社外からはiPAD等からデータにアクセス出来ます。iOSの端末では出来ることが限られますが、PDF化してある図面や工事写真等の閲覧が主な目的でしょうか。
このNASには個人情報が満載ですのでセキュリティにも気をつけておりますが、バックアップにも当然の如く注意を払っています。
実際、数年前ですがNASの故障を経験しています。その時からバックアップは構築していましたが、1週間ごとの設定でほぼ1週間分の作業データが消失しました、被害規模的には大きくは有りませんでしたが手間が掛かりました、それ以降は毎日の設定に変更し現在の所、故障には遭っていませんが安心感が違います。
業務使用であればこのくらいの措置は会社の規模関係無く、今はごくごく当たり前に必要な事であると思っています。万一データの復元作業を専門の業者に頼むと、データ量によりますが数百万円の費用が必要になったりします。
個人の規模であれば前回も話が出たクラウドストレージがお薦めです、私が使っているOneDriveは制限が始まってしまったので、今はGoogleドライブが良いかと思います、種類がたくさんありますので気になる方は調べてみて下さい。
写真は会社で使用しているNASとバックアップ用のHDDです。特別な物では無く市販品です。
身体と精神を鍛えるべく、毎日12㎞の道のりを趣味のひとつである自転車で通勤しています。