2020.03.03
PPAP
サンケイ建匠の妻野です。
今回の内容はタイトルについてですが、アレではありません。長年会社で仕事をしているときに疑問に思っているコトがありまして、その回答の一つになる記事を見かけましたので書きたいと思います。
長年の疑問と言いますのが、仕事上でメールを使用するのは日常になっていますが、その中でzipファイルを受け取る時に、1通目にパスワード付きzipファイル、2通目にパスワードが送られてくることがあります。まさにこのメールの送り方についてが疑問でした。何かしら秘匿にしたい情報をzipファイルで送るのでパスワードを付けるのは理解出来ますが、直後の2通目にパスワードを送る行為に何の意味があるのかさっぱり分かりませんでした。
メールを傍受される危険性を考えてとなると、同じメールアドレスあてに分けて送っても全く意味がない事に誰でも気が付くと思います。そして、この状況を揶揄した表現がタイトルになります。
Passwordつきzip暗号化ファイルを送ります
Passwordを送ります
Aん号化(暗号化)
Protocol
命名者は(一財)日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の大泰司章さんです。最後のProtocolは手順という意味です。
詳しい経緯はここには書きませんが、セキュリティに配慮した結果が無駄にメールを2通送る事になったそうです。記事の詳細を読みたい方は「私たちはなぜパスワード付きzipファイルをメール添付するのか」を検索するとヒットするのでどうぞ。
恐ろしい事にこの様式は古くから導入しているから今もまだ使われているのはなく、ここ最近この方式を導入する会社が一定数存在する事です。会社のシステムを導入する時に決定者があまりネットワークに詳しくない方もいらっしゃるのが原因でしょうか?ツイッターで検索すると嘆く声が多いことに驚きます。
写真は全く関係ありませんが、先日芸術の森で見てきたミュシャ展です。
今見ても全く古くささを感じさせない素晴らしい絵を見て、目の保養になりました。
身体と精神を鍛えるべく、毎日12㎞の道のりを趣味のひとつである自転車で通勤しています。